ソードワールド2.0ツアー(1) ルーフェリア

ツアーの2.0版第一弾は、ルーフェリア。
そりゃそうですよね。
恐らく、SW2.0の世界のうち、一番有名な国家。リプレイは偉大だ。

とは言え。
リプレイの中では、小神の小国と言う扱いだったし。
大司教の“アイスドーム”で国が覆えるぐらいなので、旧SWの西部諸国のような一都市一国家の都市国家を想像していたんですが。
湖一つを領内に持っている上に、湖が想像以上に大きかった。
山中湖ぐらいはありそう(笑)。
もっとも、「都市」という感覚では広そうですが、一国家として生産性が安定する領地かどうかは不明ですが。


本書は、ツアー名義なんですが。
どっちかというと、ルーフェリアを舞台にしたシナリオ集という印象が強いです。
シナリオ3本、そしてシナリオソース、というか1ページにまとめられた簡易シナリオが10本。
それぞれ直接のシナリオのつながりはありませんが、

  • シナリオ1 少年とイズマル王国の秘宝
  • シナリオ2 翡翠の玉と青い湖
    • シナリオソース10本
  • シナリオ3 真なる歴史を護る庭


と、対応レベルとしては13本続けるキャンペーンとして想定されています。
いきなりシナリオ1が、首都カナリス全体を舞台にしたサーチ型のシナリオなので、相当の分量があるんですが。*1
そこはいっそのこと読破はあきらめ(笑)、とにかくチャンレンジしてみちゃえば、ちょうどいい参入者向けの一冊になっていると思います。

*1:本書の半分が、このシナリオ1だと言って過言ではありません。