D&D第4版がよくわかる本(3)

今年の新刊、今年のうちに。

ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版がよくわかる本III (ダンジョンズ&ドラゴンズ)

ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版がよくわかる本III (ダンジョンズ&ドラゴンズ)

D&D第4版がよくわかる本」もこれで三冊目。
そして最終巻。
掲載されているリプレイ「海燕」も、クライマックス。


海に出たグレイたち一行の“海燕”号。
目指すは“魂の紅玉”が眠るという“火王の面皰”なる島。
しかし、地図を奪った「ウツボの兄弟団」の残党も彼らを付けねらっていて……


前作、「若獅子の戦賦」シリーズが、最終話に至るにしたがって、これでもかと話が壮大になっていったんですが。
今回もティーフリングの由来とか、地獄に繋がる火山とかいろいろと大きな話になっているんですが。
……なんというか、結局はダンジョン探索で終わってしまっていると言うか、そんな感じがしてしまいます。


キャラクター個々人の個性や、それぞれの人間関係とかで、面白い会話とかシーンとかはあるし、戸橋ことみのイラストは実に男女双方向けにいい感じだと思うんですけど、もうちょっと、物足りない感、勿体ない感が。
コレはアレだ。
いっそ、続編を続けましょう!(笑)


個人的には、それが一番嬉しいです。