ダブルクロス・リプレイ・ジェネシス(2) 日常のボーダーライン
DX3のファースト・リプレイ。
ジェネシスの第2巻。
ダブルクロスThe 3rd Editionリプレイ・ジェネシス(2) 日常のボーダーライン (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: F.E.A.R.,伊藤和幸,亜沙美
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 文庫
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うーん。
何というか。
花がないんだよな。
Episode03は敵の襲撃を受けることで行われる、分断状態からの篭城戦。
完全にボードゲーム的にパッケージングされたルールは、面白くはあるけど……読み物としてはね。
DX3の魅力とは、ちょっと逆方向かな。*1
イベントのネタとして混ぜ込まれました春日恭二が、少々鼻に付くかな。
何というか、状況的にも必然性がないし。
余剰なファンサービスという気がします。
翻ってEpisode04は、マスターレイスとの直接対決!
……とならずに。
“導く者”なるものが作り出したダンジョンを突破する、ダンジョン物に(笑)。
セッティングが……
でかい話にしたい、という意気込みがあるんだろうけど、でかすぎてナンセンスになっちゃってる。
しかも、そこまでやっても、構造は階層方式で一本道。イベントも予想できる範疇を離れないので、地味な印象がぬぐえない。
テーマも、キャラクターも、定番を押さえているし、悪くないはずなのに。
今ひとつ盛り上がらない。
でも、だからといって、美形や人気キャラを出しゃいいってもんじゃないんだぞ、っと。
難しいなぁ。