ダブルクロス・リプレイ・ジパング(2) 日ノ本ビッグバン
〈ジパング〉シリーズの第2巻にして、最終巻。
そして、『ダブルクロス The 2nd Edition』のオオトリを飾る、刊行物になります。
……この超☆変化球が(笑)。
ダブルクロス・リプレイ・ジパング(2) 日ノ本ビッグバン (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 田中天,F.E.A.R.,獅子猿
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/06/20
- メディア: 文庫
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PC(1)の“女子高生”真弓とその弟は、メインステージっぽい現代からの転移者ですが。
レネゲイドとかの知識がないので、あんまりダブルクロスっぽくなりません。
何しろ、戦国時代に信長が本能寺で死なず、「世界中の神々を各地の武将、生者故人問わず、に合体させて」、とにかく日本征服を目指す*1、というネタ以外のナニモノでもないセッティング。
登場するキャラクターは、ハシからハシまで完全にイロモノです。
日本史と世界の神話にある程度知識があると、「うわ、こんなことやりやがった」と爆笑できるのですが。
うーん。これがダブルクロスかって言うと……(笑)
僕はダブルクロスのダブルクロスたる所以は、侵食率とロイス/タイタスだと思っているのですが。
今回一応、最終回ではロイスがシナリオ進行のキーになっていると言及されていますが。これまでの作品に比べると、取って付けた感があります(笑)。
ネタは面白い(笑)。
ハッキリ言って、電車の中では読めない(笑)。
だが、DX2のトリを勤めるかと思うと、ちょっと釈然としませんな(笑)。
ちなみに、我が家のモニターの中では、いまだに天鹿児弓を持った女子高生が神に弓引いているので、ちょっとビミョウな気持ちです(笑)。
*1:ナンで、異国の神々が世界をまたにかけた挙句に東の小さな島国を征服することに血道を上げているのか、という根本的なところがまた、ネタではあるんですけど(苦笑)。