SW2.0 『パスカの祝祭』(「風雲!歌声が響く都市」/富士見書房 収録)

まず1卓は私、武井がGMを務めました。
ソード・ワールド2.0
シナリオは、昨年12月のスネークアイズ・コンベンションB27についで、同じ『パスカの祝祭』を選択。
このシナリオは、現状の公式シナリオとしてはほぼ唯一のシティ・アドベンチャー
初心者対応を考えた場合、ゲーム部分よりもロールプレイを重視したい人の場合には、シティ・アドベンチャーのほうがよいわけですが。
このシナリオは、そういう点では良いチョイスだと考えています。


もっとも、このシナリオ自体はキャンペーン用で構成されているので、キャンペーンに必要ないエピソードをカット。
カットした部分を単体でイメージしやすいように構成し、情報の与え方なんかを整理してあります。
また、プレイヤーに感情移入しやすいように、キャラクター性を掘り下げてありますが。
その辺りの構成は、前回と結構大きく変えました。


ちなみに、前回と今回では、僕の中のキャスティングを大きく変えました(笑)。

ツェツィーリエ・アーネスドワーフ/女/16歳)
ファイター5/エンハンサー2
一生に一度の大恋愛をした……と思ったら結婚サギだった。
「……か、かわいい」
仲間にお金を借りてAランクの装備を身にまとう。
ハルバードにフルプレートでガッチガチの戦士なのに、実は一番可愛らしい。
プレイヤー:ゆあさん

アーサー・ランスロット(人間/男/20歳)
プリースト5/コンジャラー1/セージ1
キルヒア神官。性格は冷静かつめんどくさがり。
「めんどくさいんで、やっちゃいましょうよ」
面倒臭がりなのか、非情なのか(笑)。
アルベールを犯罪にそそのかす神官。
……いいんでしょうか?(笑)
プレイヤー:雨宿りさん

アルベール・T・ローランサン(エルフ/男/150歳)
スカウト5/シューター1/レンジャー1
どうしようもないアホ。
「(セクハラ発言につき削除)」
口を開けば、30秒に1回はセクハラ発言(笑)。
いやまぁ、女の子同士だから許される感じでしたけどね(笑)。通報一歩手前?(笑)
プレイヤー:バンドーさん

アリエル・ペーニャ(人間/女/18歳)
ファイター5/フェアリーテイマー1/スカウト1
引きこもり。
「……(無言でアルベールの腕をねじ上げる)」
旅をする引きこもりは、もはやアイデンティティが崩壊せざるを得ないのでは……
アルベールのセクハラに実力行使で対抗する。そんなレディ(笑)。
プレイヤー:バンドー妹さん

レヴァイン(タビット/男/10歳)
ソーサラー5/セージ2/フェンサー1
タビットの魔術師。沈着冷静な性格の……予定。
「……それはそれは実に興味深い理論ですねぇ」
モノクルをかけ、燕尾服を着たウサギもといタビット。
実は学者肌のオタクで、本棚を与えたら離れない。
プレイヤー:神代

パーティは、一応、ツェツィーリエさんがリーダーだったらしいんですが。
パーティの総会話量の、約6割強をアルベールさんが占めまして(笑)。
実質的に、パーティを牽引していたといえるでしょう。
……振り回していた?(笑)


でもまぁ、アルベールが突っ走り、アーサーがそそのかし。
アリエルが突っ込み。
ツェツィーリエが良心派として機能し、レヴァインがまとめる、といういいバランスのパーティだったんではないかと思います。


前回のセレスフィアさんにしてもそうでしたが、こういうシナリオだと良心派が必要だなぁ。シミジミ