シノビガミ『闇の遺産』『妖刀歓喜』(Role&Roll vol.64/60収録)

今回はシノビガミ初体験の方々ばかり。
当初、Role&Roll誌64号に掲載された、“嵐の山荘ミステリー”っぽいテイストの『闇の遺産』をプレイ。
案外、早くカタが付いてしまったので。
残った時間、同誌60号に掲載の『妖刀歓喜』をプレイ。
こちらは全員が同じ依頼を受けたところから始まるチェイスもの。
流石にキャラクターを作成しなおしたり、リコンストラクションする時間はなかったので、同一人物やスペックが同じ別名の人物ということでプレイしました。
名前が二つあるパターンは、『闇の遺産』が特定の家の出であることを前提としたハンドアウトのものも居たため、別名になったパターンです。
一応、時間軸的には半年後、という設定にしました。
二部作になったおかげで、一部確執あり(笑)。

PC(1) 仙王寺 獅子丸(17歳/男)→ PC(4) 霧隠 慎悟(17歳/男)
流派:私立御斎学園
表の顔:学生

  1. 【使命】あなたは仙王寺豪徳の三男、咲太の子供だ。両親は遺産相続に躍起になっているが、正直興味がない。(中略)/仙王寺徳子を守る。
  2. 【使命】「魅火月」を回収し、ゲーム終了時に持っている。

「ちょ、ちょっと待ってください……僕はそんなこと思ってません」
少し厭世的なところのある、線の細い美少年。
ヒロインとイイカンジになるはずが、焔に言い寄られてちょっと危うい感じに(笑)。
奥義:?
プレイヤー:ヤダカさん

PC(2) 結城 切人(30歳/男)→ PC(1)
流派:隠忍の血統
表の顔:仙王寺家の執事→フリーランスの傭兵

  1. 【使命】あなたは仙王寺家に使える執事だ。豪徳の忠実な僕としては、正直、親族連中は財産目当てのハイエナにしか(中略)/仙王寺豪徳に使え、その願いを叶える。
  2. 【使命】「魅火月」を回収し、ゲーム終了時に持っている。

「それは旦那様がお決めになることでございます」
豪徳の忠実かつ、冷酷で有能な執事。当然、格好は黒尽くめ。
表情と丁寧な口調は崩さないが、その皮一枚下には熱い魂が潜んでいる。
奥義:?
プレイヤー:カナマルさん

PC(3) 仙王寺 焔(26歳/男)→ PC(2) 十六夜(26歳/男)
流派:比良坂機関
表の顔:医者

  1. 【使命】あなたは仙王寺豪徳の第四子だ。妾の子と蔑まれ、母以外の一族にほとんど会った事のないあなたでも、当然遺産を(中略)/仙王寺豪徳の遺産を全て自分のものにする。
  2. 【使命】「魅火月」を回収し、ゲーム終了時に持っている。

「ふふん、可愛いコだ。俺様はこう見えても優しーいお医者さんだ。安心するといい」
外車を転がし、少し長髪で耳にはピアス。どこからどう見ても遊び人。
金には興味はないが、それでもやっぱり気になるものがあるようで……
奥義:?
プレイヤー:神代

PC(4) 桐咲 陽子(23歳/女)→ PC(3)
流派:比良坂機関
表の顔:探偵

  1. 【使命】あなたは大嶽山でハイキングを楽しんでいた探偵だ。地震と雨に追われて偶然、六王館にやってきた。(以下略)/六王館殺人事件の犯人を特定する。
  2. 【使命】「魅火月」を回収し、ゲーム終了時に持っている。

「あら……ちょっと眩暈がしてしまいましたの。少しだけこのままで……(ニヤリ)」
一見、巻き込まれただけの私立探偵。そういえば、探偵ってこういう山荘に巻き込まれますよね(笑)。
ボディタッチが激しく、あーんな手やこーんな手で男どもを篭絡しまくる。
奥義:?
プレイヤー:ナカヒラさん


ちなみに、初回の『闇の遺産』では、プレイヤーたちほぼ全員があまり互いに感情を結ぼうとせず、秘密や居場所を調べ戦闘を仕掛けるなど、情報収集にやっきになった挙句、どちらかというと時間切れ的にクライマックスへなだれ込むことになりました。
その反省からか、二回目の『妖刀歓喜』では、皆こぞって感情を結び合って、最後のターンで情報が連鎖しまくって、それはそれで手遅れ、という事態が(笑)。
結果として、どちらもシナリオから最初に予想するとおりにPCが分かれ、戦うことになりましたが。
ヤッパリ、シノビガミって、その辺のさじ加減が難しいですね。


見てる方は、楽しいモンですが(笑)。