ディアボロス・エボリューション
どうやら年末に出ていたらしいんですが。
ちょっと忙しくしてましたので、気付きませんでした。
久々のデモンパラサイトの新サプリ。
本書はデモンパラサイトの総決算、歳末大売出しです(意味不明)。
デモンパラサイト サプリメント ディアボロス・エボリューション (Role&Roll RPGシリーズ)
- 作者: 北沢慶,グループSNE
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2009/12/22
- メディア: 大型本
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……とうとう登場しました。
小説版デモンパラサイトのキーになっている共生生物の女王種〈エキドナ〉。
PCが選択することができます。
殆ど、小説の描写のままのスペックで。
大増殖が発生した場合
〈大増殖〉が発生してしまった場合、
(中略)
その場合、『デモンパラサイト』というゲーム自体が終了してしまいます。
(更に中略)
GMはセッションを即座に終了させてください。
ひどっ(笑)。
まぁ、〈エキドナ〉を扱うなら、そのくらい覚悟しろってことですね。
そして、7レベルのサンプルキャラクターが12種。
ノーマルな共生生物だけでなく、鬼御霊、AAS、ミュータントにサイボーグなどオンパレードです。
更に、これらのキャラクターレベルで挑むことを想定された高レベルキャンペーンシナリオが5話。
これがまた……
シリーズ最終話の大サービスって感じです。
冒頭からして、セラフィムは叶瑞姫が導入を告げ。
敵には、デビルズ・ネストのベアトリーチェが姿を表わします。
対悪魔課、大友製薬、ディバイン・チルドレンなど、様々な組織やキャラクターが登場し。
最後の最終決戦では、瑞姫や十三だけでなく、様々なセラフィム関係者がPCを助けに現れます。
……火○○○男!? セラフィム関係あったっけ?(笑)
そして、このキャンペーンを通じて姿を表わす、新たな敵。
ドミニオン。
それは組織の名前でありながら、それを構成する共生生物の名前でもあります。
“悪魔憑き”につく“悪魔憑き”。
彼らの存在は、ヴァンパイアや〈悪魔〉を彷彿とさせます。
デモンパラサイト第一部クライマックスと見せかけ、次の展開を明らかとする。
実にいい節目となっていると思います。