君といるセカイ
アルシャード・ガイアの文庫リプレイ5作目。
君といるセカイ。
アルシャードガイア リプレイ 君といるセカイ (ファミ通文庫)
- 作者: F.E.A.R,藤井忍,ぽぽるちゃ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: 文庫
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Web掲載時の表紙は、今回、カラー一枚目に掲載されてますが。
絶対に、このままの表紙だったら、ターゲットが大きく違うはずです(笑)。僕の期待がだまされたように(笑)。*1
4つの滅びつつあるリーフワールド。
それぞれの代表である、4人の少女。
彼女らの代理闘士である4人のクエスター。
生き残るたった一つの世界を賭けて、4組の少女とクエスターが……
文化祭の出し物勝負で戦う(笑)
というとんでもない今回予告とハンドアウトで始まるんですが、ちゃんとアルシャード・ガイアの物語になっているのが流石です。
ただ、今回、この第一話の「君といるセカイ」だけで相当厚いんですが。
詰め込みすぎの感はあります。
最初の各人のハンドアウトや、キャラクター紹介はもっとちゃんとページ取ったほうが見やすかったと思いますけどね。
第二話「君といるミライ」は、文量で言えば第一話の半分ぐらいしかありません。
PCとヒロインの娘が登場する。(念のためにネタバレ回避)
という、言うなれば出オチで。
シナリオ構造としては一本道でシンプル。
敵の正体をひねってあるぐらいです。
……とは言え、ラストでPCたちの行く末が演出されるので、ちゃんと完結編になっているんですけどね。
それで、サプリメント「ブルースフィア」の表紙やNPC紹介につながるんだな、納得。
同じ顔の4人のヒロイン。
PvPというインパクト。
インパクト勝負の部分は多分にあるんですが、アルシャード・ガイアが好きなら、ぜひ読むべき一冊ではないかと思います。
何しろ、菊池たけし・井上純弌・鈴吹太郎・遠藤卓司。この4人がプレイヤーで揃うなんて、そうそうあることじゃありませんよ。