剣をつぐもの(3)

蛮王の魔剣をめぐるSW2.0小説は第3巻。

ソード・ワールド2.0  剣をつぐもの3 (富士見ファンタジア文庫)

ソード・ワールド2.0 剣をつぐもの3 (富士見ファンタジア文庫)

遠征武官リリアンナとその一行がやってきたのは、ルキスラ帝国首都。
そこで一行が出会ったのは、皇帝ユリウス・クラウゼとそれに敵対する貴族らが密かに作り上げたレジスタンスとの争い。
その争いに翻弄されつつ。
帝都に待っていた、魔剣の持ち主としての試練に立ち向かう。


えー。
主人公、アレクの持つ強力無比な魔剣“蛮王の魔剣”。
どうやら同等の“蛮王の魔剣”は、前巻の鬼哭山で遭遇したものを含め全部で十本前後あるらしく。


十本の魔剣は、いずことも知れぬ“聖地”で、秩序と混沌の二つの陣営に分かれて戦い続けているのです。


大嘘です(笑)。


っていうか、そんな「風魔の小次郎」の聖剣戦争を髣髴とさせる展開であるのは事実ですが(笑)。
ルキスラにあった魔剣の一つは、今回、蛮族の手に落ちました。
男爵級以上のドレイクが敵として登場。
また、ルキスラという故郷にやってきたことで、ダリウスの過去も明かされました。


……さぁ、後は“聖地”で蛮族の陣営と魔剣同士のバトルを繰り広げるだけだ(笑)。