炎神戦隊ゴーオンジャー&仮面ライダーキバ
週末のひととき、夏に観れなかった劇場版を鑑賞。
炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!! [DVD]
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まずは、ゴーオンジャー。
内容はまぁ、想像通り。
特筆すべきはやはり炎衆との競演。
半田健人、春田純一、菊地美香。かつて特撮で活躍した先達。*1
劇場版は、シリーズ1/4の頃から中盤ぐらいにかけて撮られるものなので、まだまだレギュラーのメンバーも拙いし。
それにも増して、この3人の存在感。
並んでしまうと、正直、主役たちが見劣りしてしまう。*2
雰囲気出てるのは徳山秀典ぐらい、キャリアが違うからしょうがないなぁ。
そして、ビックリしたのは。
魔姫。
ソニン。
すげえ!!!
歴代の戦隊劇場版。
毎回、ネタとしてのゲストヒロインが入ることが多く、その大半がヒドイもんだったりします(苦笑)。*3
ピカイチですよ!
まぁ、ヒロイン枠じゃなくて敵枠ですけど(笑)。
とにかく一見の価値ありです。
特に、あのまるで声優が吹き替えたかのような堂々たる悪役っぷり。
惚れちゃいます。
さて。
仮面ライダーキバ。
ナンと言いますか……TV本編は後半、素晴しいまとまりと展開を見せ、名作に仕上がったんですが。
これはまた、違う意味でメイサクです。
……こんな映画を、平成の世に見ることができるとわ!(笑)
だって、冒頭のしょっぱなから。
「民生委員の人が、高校ぐらい行っておけって」
民生委員!(笑)
そりゃ、今でも仕組みはあるけど、実態としては、成り手がいない・民間人では実行力が伴わない・抑止力にもならない、という問題点があって、しかも近年では個人情報の過度な保護によって殆ど機能していないのに。
平成に作られた映画に出てくる台詞とは思えない。
それだけじゃなく、今回の映画では基本的に現代が舞台になっているため、22年前の音也とゆりが現代にやってくることになっている。
えーっと。
未来の情報を過去の人が知るのは、相当、タイムパラドックスの可能性があるのでやばいと思うんですが、まったく考慮されてません。
音也、自分の息子の母親が誰か、まったく興味を示しません。
同じことはゆりにも言えて、太平楽にも程があるわ!(笑)
しかも、音也やゆりも平然と現在編のキャラクターと同じスタンスで最終決戦に臨んでいるし。
お父さんやお母さん死んじゃったら、あんたも生まれてこないんだよ!(笑)
誰も気にしないのもすごいなあ。
その他にも、フツーに湖畔に魔界城が建っていたり。
すごい時空が存在してます。
でもなんか、どーしても憎めない。*4
ある意味面白いと、納得しちゃう、不思議な作品です。