まじしゃんず・あかでみいRPG
SRSの最新作。
榊一郎原作作品のTRPG化、第3弾になります。*1
- 作者: 榊一郎,久保田悠羅,F.E.A.R.
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/12/26
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
ところが、こちら「まじしゃんず・あかでみい」に関しては……アニメもやっていて、つい先週終わったばかりのようですが。
まったく、見ようという気になりませんでした。
なので、1からの接近遭遇となるわけですが。
ルール自体は、基本ラインはポリフォニカと変わりありません。
ポリフォニカの「奏界クラス」に相当する「まかでみクラス」が3種*2。
スタイルクラスは、イノセント、ジーニアスは継続ですが、アーティフィシャル、エスペシャル、サーバント、ジョーカー、ミスフォーチュン。
自身の底上げ系、防御型補助系、攻撃型補助系などとバランスは良いですが、なかなかクセのある代物ばかり。
他のSRSへの流用は……フレーバーの部分さえナントカなればどうとでもなるのがSRSの素晴らしいところです。
追加のルール部分としては「性格判定と衝動点」「因果改変」。
前者は、インパルスシステムと命名されており、どことなくWARPSを彷彿とさせますが、そこまで突飛な代物ではなく。どちらかと言うと衝動点という評価制度のついたGURPSの「不利な特徴」の知力判定に相当します。
後者は、アルシャードの加護、風の聖痕RPGの「絆効果」に相当するブレイクスルー要素。
あと、面白いのは、カオスチャートという、シナリオクラフトの「アドベントチャート」に相当するチャートがデフォルトで付いてきます。
グダグダになったら、強制的にオチをつけろ、と。
ある意味、徹底しています。
ただ、この世界観。
何でもできる世界です。という旨の説明がありますが。
それってつまり、これというお勧めがないということで、何をしたらいいのかわかりません。
ちょっと、その一番肝心な点がボヤけてる気は、します。