電話でTRPG!? 第一部・完

ウィルコム・ミーティングを用いたセッション運用のテストもひと段落。
まぁ、無料お試し期間が11月一杯までなので、本日が最終、本日で一区切りと言うことになります。
今後の運用は、もっと真剣に煮詰めた上で、考えたいと思います。


ウィルコム・ミーティング関連記事
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0810/28/news070.html
http://www.willcom-fan.com/wzero3/entries/memn0ck/000483/


後者の記事に、Softbankの「多者通話」*1を使えば、コストが1/5で済むと書かれているが、これはキャッチホンのように切り替えながら通話するサービスのはずだ。
全員が同人会話できるウィルコム・ミーティングとは用途が違う。


実際に使用してみて、ウィルコム・ミーティングの利用人数上限は7名だが。
適しているのは4〜5人と言う印象を受けた。


何しろ電話で音声しかない。
話が途切れると、無音がそら恐ろしい。
なので、顔をあわせて行うセッションに比べて、喋れる人間が喋ってしまう率が非常に高い。
結果、口下手な人間がお地蔵さん化しがちだ。
今回、2回参加しているヒロタ君が、それはもう見事にNPC化しかけていた(笑)。


ヒロタ「いや、ナンか聞いているだけで楽しいんですよ」


しまった、こいつ、イヤホンで聞いていることで、リスナー化しやがった!(笑)



今回は、試験運用ということで、どの程度、セッションができるのか、どういうメリットとデメリットがあるのか、を洗い出す目的があった。
なので、プレイに適しているゲームを無理に探り出さず。
今回はSW2.0で、普通にダンジョンにも入ってもらうセッションになった。


もっとも、マッピングとかは無理なので、ダンジョンの方式としてはエリア移動型。
六門世界RPGでよく使われている、マス目と座標を提示して進ませる方式を取ったが……これもちゃんとメモを取らないと、意味がないワケであり。
プレイヤーの意識の問題が浮上した。


それでは、この辺でメリットとデメリットを整理しておこう。


メリット
・金銭コストが軽い(交通費がかからない分)
・往復の移動時間などを考慮に入れなくて良い
・言葉が途切れるのを恐れてテンポよく話が進むので、短時間にサクサクと進む
・とにかく通話ボタンを押せば始まるので手軽


デメリット
・緊張感がなく、スケジューリングがルーズになりがち
バックログの参照ができず、聞き返すタイミングも失しがち。ジェットコースター化
・周辺環境(周りのノイズ)や電波状況が悪い人間が参加すると音声品質が落ちる
・ダイス目や情報を共有できない
・家族と暮らしている人間はキツイ(笑)


とりあえず、こんなところか。
まぁ、雑談やミーティングとしての利用用途は充分にある。
問題は、そのために僕がもう一台契約するか否か……それがまぁ、問題だ。

*1:SoftbankのWebサイトを見ると「グループ通話」という名称のサービスがそれだと思われる。